秋は新酒ワインの季節。
いろいろな品種のぶどうから新酒は作られますが「甲州」と「マスカット・ベーリーA」で造られる新酒ワインは、毎年11月3日に解禁になります。
(デラウェア等の、他のぶどう品種で造られるワインは、特に解禁日は定められていません。)
山梨ヌーボーは、フランスのボージョレ・ヌーボーよりちょっと早めの解禁ですね。あちらは2021年は11月18日に解禁です。
解禁直後に山梨ヌーボーの栓を開けると、ぶどうの香りが広がって気持ちがいいもの。毎年この時期は楽しみにしています。
そんな山梨ヌーボーをネットで買えて、山梨県の蔵元から直送で届けてもらえるワイナリーをいくつか紹介してみます。
※五十音順で紹介します。既に売り切れている可能性もありますので、ご注意を。
あさや葡萄酒(甲州市)
勝沼にあるワイナリーです。
「あさやヌーボー甲州」「あさやヌーボーマスカットベーリーA」が11/3発売になります。
昨年甲州を飲んだときはやや辛口で、少し甘みが残っていました。コスパの良い一升瓶タイプがあるのも特徴。1,430円(フルボトル)とお買い得です。
また、Amazonでも購入できることがあります。
アルプスワイン(笛吹市)
甲州市のお隣、笛吹市にあるワイナリー。
2021年からブランドを一新、かわいらしい狐さんラベルの「フォックスヴィレッジ」ブランドになりました。新酒のラベルもぜひ見てください。
11/3に解禁になるのは、甲州の白ワインになります。
こちらも昨年のを飲んだ時は、やや辛口、甘味が感じられるワインでした。
くらむぼんワイン(甲州市)
こちらも勝沼のワイナリー。11/3解禁になる新酒は甲州の白ワイン1種類です。
新酒の季節の後も通常商品として販売されるので、新酒の時期とそれ以降とで飲み比べてみるのも面白いかも知れません。
これを書いている時点では予約終了となっています。11/3以降に販売再開になると思われます。
まるき葡萄酒(甲州市)
日本最古という、老舗ワイナリー。
白(甲州)と、赤(マスカット・ベーリーA)が例年11/3に発売されます。
これを書いている時点では予約終了になっているようなのですが、11/3以降に販売再開になる可能性もあります。
全国のスーパー等で販売されているので、お店で買うこともできそう。
なお、ワイナリーのオンラインショップで5,000円以上購入すると、送料が無料になります。(沖縄・離島は除く)
盛田甲州ワイナリー(甲州市)
シャンモリワインという名前で、こちらもスーパー等でワインを目にすることが多いワイナリー。
11/3に解禁になるのは「シャンモリ山梨甲州 新酒」(白)と「シャンモリ山梨マスカット・ベーリーA 新酒」(赤)の2種類。
1,650円と比較的安いお値段なのと、ワイナリーのオンラインショップでは5,500円以上の購入で送料無料になるのが嬉しいです。
同じワインで、新酒ではないものも販売されているので、飲み比べてみると面白いかも知れません。香りが良くて飲みやすいワインです。
モンデ酒造(笛吹市)
石和温泉の温泉街の近くにあるワイナリー。
お手軽に飲める缶ワインが有名で、コンビニエンスストア等でもよく売られています。
11/3に「甲州」(白)「ベーリーA」(赤)の2製品が解禁になります。
昨年も甲州の新酒をいただきましたが、他社のより飲みごたえがありました。
ルミエール(笛吹市)
勝沼のある甲州市のお隣、笛吹市のワイナリーですが、場所的には勝沼に近いところにあります。宮内庁御用達の老舗ワイナリー。
優しい味わいのワインが多い印象です。また、スパークリングワインも多く揃っています。
こちらも「フレール 甲州」(白)「フレール マスカット・ベイリーA」(赤)が11/3解禁です。
あとがき
山梨県には80を超えるワイナリーがあり、新酒をリリースする会社もたくさんあります。
今回は、ワイナリーのオンラインショップで決済と購入ができ、11/3解禁の新酒を取り扱っているワイナリーを主に紹介してみました。
もちろん、ここで取り上げた以外にも、新酒を売っている、新酒をオンラインで購入できるワイナリーは多くあります。
コロナ禍の前は、都心や山梨県で新酒のイベントがあり、試飲しつつワインを選んだりもできました。特に日比谷公園のイベントは有名でしたね。
そんなイベントの多くは、2020年以降開催されていないようです。残念。
ただ、解禁日以降に、酒屋さんやスーパーなどで山梨ヌーボーを目にすることがあれば、手に取っていただけるといいなと思います。
ごちそうさまでした。