山梨県の勝沼にある、あさや(麻屋)葡萄酒は大正時代に創業した歴史のある小さなワイナリーです。
入手しやすい値段で美味しいワインが多いのですが、あさやのワインを山梨県の外であまり目にする機会がなく。
ネット通販か、山梨県に旅行で行ったときに買っています。
あさや葡萄酒のワイナリーは、有名な中央葡萄酒(グレイスワイン)の本社の向かい。ちょっと奥まったところに入り口があります。
初めて訪問したのは10年以上前のこと。中央葡萄酒でやったイベントの後に、偶然ほろ酔いで見つけて立ち寄ったのが、きっかけです。
それ以降、今回紹介する「勝沼甲州シュールリー」を時々買って飲んでいるので、そこそこ長いお付き合いではあります。
ワインの紹介
自分の生活圏内にあるお店では売られていないので、もっぱら山梨旅行のお土産として買っていたのですが、2020年からのコロナ禍で、通販で買うことにしました。
甲府のワイン屋さんで買ったワインには「ぶどうの丘推奨」のシールが貼られていました。また、勝沼町産葡萄限定、というのもちょっと魅力に映ります。


お値段は、2,200円。最初にこのワインを買った10数年前は1,600円くらいだったのですが、これはおそらく原料ぶどうの値段が上がっていることが理由なのでしょう。
他社のワインも同じくらい、もしくはそれ以上に値上がりしているので、今でも良心的な値段だと個人的には思います。
なお、ハーフボトルもあります。山梨県への旅行の時、ホテルなどで夜にちょっと飲むには嬉しいですね。
- ワインの名前: 勝沼甲州シュールリー 2018/2019
- ワインのタイプ: 白ワイン(辛口)
- アルコール度数: 12%
- ぶどうの品種: 甲州
- ぶどうの産地: 山梨県
- 購入価格(税込): 1,540円(フルボトル)、1,100円(ハーフボトル)
- ワイナリー: 麻屋葡萄酒株式会社(山梨県甲州市)
飲んでみたら、
「シュールリー」というのはワインの作り方のこと。
ワインを醗酵する際に出てくる「澱(おり)」と呼ばれる沈殿物を取り除かずに熟成させる方法なのだそうです。
シュールリー製法で作られた甲州ワインは、比較的味がはっきりしていることが多く、このワインも、飲むと味と香りが口の中に広がる感じがします。
辛口ワインですが、ほんのりと甘みも感じられる気がします。
2021年になって、このワインを2回飲みました。
合わせた料理は、鍋料理、オムライス、サーモンとヒラメの刺身、シュウマイ、ざるそば、ラタトゥイユと、幅広く。
2000円以上のワインは自分の中では高級品の位置づけなのですが、何故かこのワインはふだんの食事と合わせる機会が多いような気がします。
ちなみに、上記のいずれの料理とも違和感なく飲めました。
オムライスは、セオリーだったら軽めの赤ワインに合わせるのかも知れませんが、意外にもこの甲州ワインと好相性で、甲州ワインは奥深いな・・・と思ったのでした。
あさや葡萄酒のワインは他にもいろいろ飲んでいるので、また随時紹介していきます。
ごちそうさまでした。
関連リンク
同じあさや葡萄酒の辛口甲州。こちらは一升瓶タイプもあり、デイリーワイン寄りになりそうです。
ワイナリーのインラインショップはこちら。