個人的に、メイドインジャパンのいわゆる「日本ワイン」ばっかり飲んでいて、中でも山梨県産のワインばっかり飲んでいます。
・・・のですが、お隣長野県産のワインも時に買っています。特にシャルドネは、お手頃なお値段で美味しい日本ワインとなると、長野県産になりますね。
さて、同じ白ワインの品種に「ソーヴィニヨン・ブラン」があります。特にニュージーランド産のワインが有名なのかなと思います。(詳しくないですが)
日本ワインでもソーヴィニヨン・ブランのワインがあるのですが、珍しい部類に入ります。珍しく、生産量も少ないのか、どれも結構なお値段。
そんな中、2000円未満のソーヴィニヨン・ブランの日本ワインが、長野県の安曇野で作られています。
ワイナリーのこと
今回紹介するワインは、長野県は安曇野市のドライブイン「安曇野スイス村」にあるスイス村ワイナリーで作られています。
このワイン、長野県の外で見つけるのは結構難しい気がします。長野県内であれば、長野駅の駅ビルや、コンビニなどで売られているのですが。
自分自身、このワインとの出会いは、友人と長野県へ温泉旅をした際に偶然ワイナリーを見つけて、試飲して気に入り、買って帰ったのがきっかけでした。
もうかれこれ10年以上前のこと・・・
なので、旅行で長野県に行ったときに買うか、ネット通販で買うか。
もしくは、このワインの原料になるぶどうの産地「池田町」へふるさと納税すると、返礼品でこのワインがいただけるので、その手も時々使っています。
ちなみに、2021年3月時点で、公式サイトに寄ればワイナリーの営業はコロナ禍のため休止中とのことで、現地での試飲はできない模様。
工場は稼働しているので、通販や他の店頭で買うことはできます。
ワインの紹介
さて、ワインに話を戻して・・・
deuxième(ドゥーズィエム)は、フランス語で「2番目」というらしく。いわゆるセカンドラベルの位置づけのよう。
これより値段の高い「プルミエ(premier)」というファーストラベルのワインもあり、そちらは税込み2,420円。今回の「2番目」は、税込1,815円です。
セカンドだから、ということはなく、どちらも美味しいのです。
ボトルの下に、澱(おり)がたまっています。
ろ過を最小限にしているということだと思いますし、個人的には美味しいワインには澱がある、という勝手な印象。
飲んでみるとみずみずしく、爽やか。海外産のソーヴィニヨン・ブランのワインよりは香りも口当たりもあっさりしています。
- ワインの名前: ソーヴィニヨン・ブラン deuxième 2019
- ワインのタイプ: 白ワイン(辛口)
- アルコール度数: 12%
- ぶどうの品種: ソーヴィニヨン・ブラン
- ぶどうの産地: 長野県
- 購入価格(税込): 1,815円(フルボトル)
- ワイナリー: 株式会社あづみアップル(長野県安曇野市)
飲んでみたら、
ソーヴィニヨン・ブランの白ワインというと、オイル系のあっさりパスタと合いそうなイメージを持っているのですが、今回はウニクリームパスタと合わせてみました。
ちょうど、クリームパスタに合いそうなワインがなかったのです。それなりに美味しくいただけましたが、セオリー通りに行った方がいいのかも。
それでワインを半分ほど残しておき、数日後にドライカレーと一緒にいただいてみると、意外と好相性でした。カレーのスパイスが少なめだったからかも知れません。
カレーにワインを合わせるのは個人的にはちょっと難しいイメージで、万能選手のロゼワインとか、濃い白ワインとか、赤ワインになりそうなのですが。
このワインとどんな料理を合わせようかなといつも迷いつつ、チーズ、トマト、ツナといった食材にも合うので、結局は万能選手なんだなと。
最近はそれもあって、あまりこだわらずに様々な料理と合わせて楽しんでいます。ソーヴィニヨン・ブランは奥深いなと思った次第。
2020年に、ワイナリーが閉店するという報道が出て、結果的に真実ではなかったのですが、あまり知られたワイナリーではないので、応援したいところです。


ごちそうさまでした。