山梨県の勝沼にある「現存する日本最古のワイナリー」まるき葡萄酒。
自分の中で、まるき葡萄酒のイメージは「素朴な、地酒的なぶどう酒を作る会社」だったのですが、2013年に経営者が変わり、ガラッと変わりました。
ラベルデザインがシックで洗練されたデザインになり、商品のラインナップも増えたように思います。
ただ、ライトボディの赤ワインが美味しいのは以前から変わりません。今回は、赤ワイン品種で作られたロゼワインを飲んでみました。
ワインの紹介
- ワインの名前: いろ ベーリーA ブラッシュ 2019/2020
- ワインのタイプ: ロゼワイン(辛口)
- アルコール度数: 11.5%
- ぶどうの品種: マスカット・ベーリーA
- ぶどうの産地: 山梨県
- 購入価格(税込): 1,980円(フルボトル)
- ワイナリー: まるき葡萄酒株式会社(山梨県甲州市)
ロゼワインの作り方は様々あるようです。詳しくないのですが・・・
- 赤ワインの上澄みを、途中で取り出して醸造する。(セニエ)
- 赤ワイン用のぶどうを、白ワインの作り方で醸造する。(ブラッシュ)
- 赤ワインと白ワインとをブレンドする。
今回の「いろベーリーA ブラッシュ」は、その名の通り、2の「ブラッシュ」で作られたワイン。
原料のぶどうは、赤ワイン用のぶどう「マスカット・ベーリーA」。これを、白ワインの作り方で作った、ということですね。
ブラッシュの作り方の特徴でしょうか、ロゼワインの中でも薄いピンク色。
先日「サクラアワード」という、日本の女性がワインを審査するコンペティションで、金賞を受賞したようです。
まるき葡萄酒のワインは、表ラベルの左下に、そのワインがどのような香りなのかがさりげなく表示されています。さくらんぼと、いちごの香り。
また、まるき葡萄酒のワインは「スクリューキャップ」を採用しています。
キャップの下にはヒツジさん。実際に、まるき葡萄酒のぶどう畑では、ヒツジを飼って地面に生える雑草を食べさせているそうです。
飲んでみたら、
さて、スクリューキャップをひねって、淡いピンクのワインをグラスに注ぎ。
2019
いただいてみると、大人しい感じです。そこで少し長く冷やしてみました。そうすると、味がはっきりしてきました。
ロゼワインは、キンキンに冷やすと味が弱まってしまう印象ですが、このワインについてはよく冷やした方が良いような気がします。(個人の感想です)
最初に合わせたのは、ミートソーススパゲッティ。少し薄めの味付けだったので、ワインとの相性は良かったです。
後日、玉子のチャーハンとも合わせてみました。
ロゼワインは中華料理に合うのですが、このチャーハンも味付けは控えめだったので、ワインとはよく合いました。
このページを書くまで、ロゼワインの製法のこととか、淡い色のワインと薄めの味付けの料理との相性とか・・・あまり考えずに飲んでいました。
こうして調べたり記録したりをすることで、面白い発見があるのかもしれません。
2020
少し後に、2020年の同じワインをまた買って飲んでみました。ヴィンテージが変わると、味も変わってきたりします。
2019を飲んだ時に、おとなしめ、という印象を持っていたのですが、2020はもう少し味がはっきりしていました。
ロゼワインにはスパイシーな料理が合うとされています。餃子、麻婆豆腐と一緒に、楽しくするするといただきました。
ごちそうさまでした。
関連リンク
まるき葡萄酒は製品のラインナップが豊富。
同じ「いろ」シリーズもそうで、白ワインも複数あります。
今回の「ベーリーA ブラッシュ」はオンラインショップでも購入できます。